ここでは、様々なHeadrush FXボードの内部および外部MIDIクロックの設定について説明します。まず、設定を始める前に、外部MIDIクロックを調整するためのMIDIケーブルが必要です。Headrush FXボードの強力な機能の一つに、曲のテンポに合わせてタイムベースのエフェクトを同期させる機能があります。これは、エコーやトレモロのようなエフェクトに非常に有効的で、設定されたスピードの数値と同期して、曲にユニークなサウンドを与えることができます。これらのエフェクト・リピートの細分化は、ボード上の各ペダルの設定で確認できます。


内部MIDIクロック

ボードの内部MIDIクロックは、2つの方法で設定できます。どちらの場合も、Hardware Assign モードに入って、テンポがCurrentになっていることを確認し、手動でBPMを調整できるようにします。正確なテンポがわかっている場合は、数字をタップし、希望の数字になるまでPush to Enterノブを回し、Enterキーを押すだけです。もう一つは、画面上の数字をタップすることになりますが、その代わりにテンポ・フット・スイッチ(MX5ではスイッチ2、Gigboardではスイッチ3)をタップすることでも調整が可能です。ダイヤルインしたら、すぐに完了です。


内部MIDIクロックは、ボードから他のデバイスに送られることに注意してください。


外部MIDIクロック

例えば、キーボード・プレイヤーが手元で操作しているDAWや、レコーディングを担当しているマニピュレーターのDAWからです。この設定は、Global Settingで "Receive Midi Clock "をオンにします。そこからHardware Assignモードに入り、テンポをCurrentではなくFixedに設定します。これにより、クロックが鳴っている限り、リグのテンポがクロック・ソースからの情報で上書きされます。


その後、Global SettingでMidi Thruをオンに設定すれば、HeadrushのMidi Out経由で他のデバイスにクロックを送ることができます。



HeadrushのMidi クロック機能に問題がある場合は、上部にある新規サポートチケットボタンからサポートチームまでご連絡ください。